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        東野圭吾 『容疑者Xの献身』
東野圭吾氏のガリレオシリーズ初長編。
直木賞受賞作 『容疑者Xの献身』 を読みました。



まもなくの劇場公開に合わせて待望の文庫化。

これほど面白かった本、久々だ。

ガリレオシリーズに触れるのは初めてなのですが、
全2作を読んでいなくても困らない。
引き込まれるように休日返上で読みきってしまいました。
タイトルも実にセンスがある。

前の作品も読もうかな。

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        北村薫 『縁側』
まさかの3日連続本ネタ。
本ネタ、本ネタときたから次はもうないという考え……、ここでは通用しないぜ。



『DS 文学全集』 では最初から収録されている作品の他に、
入れ替え可能なダウンロード作品というものも膨大に用意されています。
その中には、現代作家に書き下ろしてもらった新作短編も含まれているのですが、
本日はそのうちの一冊を取り上げます。

北村薫という作家の 『縁側』 と題された作品。
夏目漱石の 『門』 をモチーフにして描かれた短編であり、
まったりとした雰囲気で、一息つくのにちょうどいい。
ただ、ページ数が少ないのが残念。

『DS 文学全集』 では
この現代作家の書き下ろしというのが一つのウリなのですけれども、
ウリだからといって期待すると、肩透かしを食らうかな。
内容ではなくて物量的に。

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        小林多喜二 『蟹工船』
まさかの本ネタ2日連続。
本ネタがたまっているからどんどんいくよ。



今日は最近巷でちょっと話題になっている小林多喜二の 『蟹工船』 です。
話題になっているから読んでみたくなったのです。
どうして話題になっているのかはよく知りませんけれど、
何か話題になっているのです。
いや、本当に。

描写は非常に生々しく、蟹工船労働者たちの劣悪な環境がひしひしと伝わってきます。
もはや雇用者が人と扱っていない。
労働者ではなく単なる労働力でしかありません。

最後の方まで不遇に次ぐ不遇で見ていてげんなりとした気分になってきますが、
正真正銘のラストで労働者たちがむくわれることになるので、
終わりよければ何とやら、というところでしょうか。

パワーのある内容と文体で読者を惹きつける魅力的な作品でした。

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        夏目漱石 『吾輩は猫である』
はいはい。
どれくらいの人に望まれているのか分からない本ネタですよ。
本日の題材はこちら。



夏目漱石の 『吾輩は猫である』 でございます。
妙に達観した猫の一人称で書き進められていくストーリーは
他と一線を画する極上の作品。
まさにオンリーワン。
文句なしの満点といいたいところですが、物語がちょっと長すぎやしないか。
DSの画面で3000ページありました。
面白いことは面白いけれど、
日常のエピソードを書き連ねている形式なので、こんなに長いと途中で飽きてきます。
6分の1くらいの500ページで充分でしょう。
それでも多いかも。

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        筒井康隆 『時をかける少女』
筒井康隆の往年の名作 『時をかける少女』 を読みました。
アニメ版を見て興味をもったからです(2008年4月12日の日記を参照)。
小説のカバーイラストがアニメと同じイラスト調になった新装版というのもポイント。



内容はもう分かりすぎるくらい分かっているので新鮮味はまるでない。
ラベンダー云々というのも有名な話。
漫画 『ガラスの仮面』 の 「紫のバラの人」 と同じくらい有名な紫でしょう。
が、小説版に触れるのは初めてなので、
その意味では楽しめました。

ただね、会話の言い回しが古いこと古いこと。
書かれた年数を考えれば仕方のないことですけれど、
それでもやっぱり違和感はあります。

アニメ版には小説版の主人公が大人になってでてきますので、
両方抑えておいたほうが良いことは確か。
短いからちょっと読んでみるか、と気軽にページをめくってみてください。

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