唐突ですが、私のPSP-3000の液晶には横線が入っています。

確か、新品で買って数ヶ月ほどでこうなったと記憶してます。 それ以来数年間ずっとこれで遊んでいたわけですが、 先日ふと、これホントどうにかならんのかいなと思いました。 ソニーに修理に出すと1万以上かかるらしく、 それなら新品の本体を買った方が良いじゃないかと思いつつ、 今更PSPの新品なんて買うのもイヤだなあというのも本音。
んで。

AmazonでPSP-3000用液晶を買って、自分で交換してみることにしました。 もちろん純正品ではありません。 お値段は約1800円。 失敗したら失敗したで諦めるというダメモトでやってみます。
交換用の液晶とあわせてPSP分解用の「T2ドライバー」も購入。 PSP上部の2つのネジは、このドライバーじゃないと外せません。 下の画像の赤い部分が、ちょうどそのネジ穴の形。

では、分解してみます。 もちろん、分解方法を説明してくれているサイトを参考にしながらの作業です。 PSPを分解するにはまず、外から見えているネジを全て外せば良いのですが、 分かりにくいのはバッテリーの下に隠れている2つのネジ。 そのうち1つは、シールの下に潜んでいます。

シールには これ剥がしたらうちでは修理してやんねーから というソニーからの脅し文句が書かれています。 剥がします。 公式の修理に出す気が全くないので、当然ながら無視です。
皆さんがやる場合は、自己責任でお願いします。 この記事見て真似して取り返しつかなくなっても私は一切責任は取りません。 当たり前ですけれど。
シールを剥がすと下にネジがありました。

外したネジはなくさないように退避。

これで前面カバーを外すことができます。 カバーを外す際にちょっと「ひっかかる感覚」がありますが、ちゃんと取れるので大丈夫。

次は画面の下にあるPSボタンや音量ボタンがある部品を開けます。 完全に取り外すのではなく、あくまでも開けるだけです。 ここの部品で液晶画面をロックしているので、 本体下部を軸にしてドアのように開け閉めできるように。

液晶は基盤と2箇所で繋がっているため、 その2箇所のロックを外して液晶のケーブルを抜きます。 詳細については面倒なので他の分かりやすいサイトを参考にしてください。

交換用の液晶を取り付けたら、PSP前面カバーを付ける前に 液晶面をクリーニング用の布巾などで乾拭きして綺麗にしておきましょう。 精密機械なので、私は念のためウエットシートではなく乾拭きにしました。

前面カバーをネジで留めなおして電源をオン。

おー! 交換した液晶には3箇所ほどドット抜けがありましたが、 作業前の横線がはっきり入っている状況よりも圧倒的に良いので文句無し。 正直なところ純正液晶よりも発色も良くはありませんが、 それも許容範囲内。 安く済んだんだから全部OK!
1時間ぐらいの作業と2000円弱の値段で 思っていたよりもと簡単に自分で液晶が交換できました。 ソニー公式の修理が高いなーと思っている人は 自分で液晶を交換してみるという選択肢も充分アリじゃないかと思います。
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2013年06月02日 |
ゲーム - 一般 |
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