B'zの２５周年記念ベストアルバムが発売されました。
これまでのシングル全て収録ということで
普段B'zの曲を聴いてない人の入門編としては非常に良いと思いますが、
録り直しをしている曲もないため
私のように全シングル持っている人にとっては新鮮味がなくあまり食指の動かないアイテム。
しかも、２０周年の時もベストが出たので、
正直なところファンの私は「ベスト版出しすぎ」というマイナス印象の方が強いです。

そんなアルバムの中で唯一私が興味があるのは
新しく収録される４曲。
２種類のベストアルバムにそれぞれ２曲ずつ収録されています。
が、その４曲のために合計７千円もお金を払うのはキツいということで、
ベスト自体は買わずに
iTunesで個別配信されるのを待ちました。
それが最近配信されましたので、早速購入して聴いてみました。
以下は、その感想です。

HEAT (評価★★★★)

B'zが韓国の歌手キム・ヒョンジュン氏に提供した曲をセルフカバーしたもの。
もともと他の人のために作ったという経緯があるため、
B'zっぽくないメロディーラインの楽曲。
そのため、結構新鮮です。
アクのない聴きやすい曲。

核心 (評価★★★★)

暗くて物哀しい雰囲気のミディアムバラード。
一度聴いただけで心を掴むような強さはありませんが、
不思議とリピートしたくなります。

Ｑ＆Ａ (評価★★★★)

Ｍステで初披露された時は微妙だなと思ったのですが、
ＣＤ音源で繰り返し聴いてみると、なかなか良かった。
ライブで盛り上がれるタイプの曲ですね。

ユートピア (評価★★★★)

私は新曲４曲の中で一番好きです。
ダークな雰囲気を予感させるタイトルですが、
かなりポップでした。
歌詞も前向きなので聴いていると楽しくなりますね。


新曲４曲ともに言えることですが、
私の印象ではシングル並みのクオリティではなくて、
どれも、アルバムの良曲というレベルでした。
意図的なのかそうでないのかは分かりませんけれど。
来年はシングルとオリジナルアルバム出してほしい。