映画化されて、ようやく手に取った本。


戦時中の子供の視点での生活を描いた今作。 戦場の話ではなく、戦時中の日常はこんなふうだったのかと興味深い。 軽快な文体で一気に読めます。 ただ、前半から中盤にかけて話が平坦であまり起伏がないため やや盛り上がりに欠けるところはあるかもしれませんが、 でも、面白い。
いろいろ調べてみると、この本には色々と間違った歴史上の事実があるとのこと。 作者もそれを認めて修正を加えているそうです。 が、具体的にどこがどう間違っていてどう修正されたのか等は 個人的に調べていません。 歴史教材として読んだわけではないですからね。 子供が読んで鵜呑みにされると困る、というリスクはあるかもしれません。
ただ、大人の私は単純に 映画化もされて有名な本だったから読んだだけです。 大衆フィクション小説として読んだだけ。 結果、楽しく読めました。 それで充分。
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2014年07月08日 |
本 |
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