泡坂妻夫氏の有名本格ミステリ「湖底のまつり」を今更ながらに読んでみました。 が。
ごめんなさい。 私には合いませんでした。
序盤のある部分に違和感を感じたものの、 地の文にその違和感を否定する言葉が思いっきり書かれていたため 違うのかと思って最後まで読んでみたらやっぱり違和感は合っていたというひどい展開。 三人称形式で書いてあるからこんなことになるのであって、 一人称だったら何の問題もなかったのに。
ミステリじゃないなら良いけど、 ミステリでこれやられたら謎解きなんてできないよ。 何でもアリになっちゃう。
文体は終始幻想的で美しかった。 が、読み終わった後に何だか釈然としなかった作品。
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2015年03月06日 |
本 |
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