アニメ化されたことで存在を知った「ワカコ酒」という漫画。 私はお酒も食べることも好きなので 取り敢えず、期待しながら2巻まで購入してみました。 読んだ結果。


微妙。 1巻はそこそこ面白かったんだけど、 2巻の話の質の低下っぷりがひどい。
私がグルメ系漫画を好きな理由って 作者なりの食へのこだわりが透けて見えるところなんですが、 この漫画にはそういう強烈な個性が無いのです。 女性が一人で店に入って酒を飲む話なのだから そのスタイルに至る何か強い理由が欲しかった。 共感できなくてもいいんです。 あーそういう考えの人もいるのかと思えるだけで充分楽しい。
良くも悪くも「クセ」が無さすぎる。
あと、タイトルに酒とあるのに酒がおまけ程度なのも悲しい。 回を重ねるごとにどんどん料理メインになっていく。
あるお酒が飲みたいから店に入り、 それに合うつまみを選んで 飲み方のこだわりを語ってもらう、という流れを期待していたけれど、 実際は 食べたいものがあるから店に入り、 それに合う酒を選んで 普通に飲んで食べるだけという話。 お酒が話の軸になっていないことが勿体無い。
だから、これは、グルメ系漫画じゃなくて日常系漫画ですね。 ギャグじゃない日常系漫画。 日常の中で食事風景にスポットを当てた作品。 そういう淡々とした話が好きな人は楽しめるかもしれません。
3巻以降はちょっと気になるけど、 ネットのレビューを見ると評判があまり良くないようなので、 ひとまず2巻で購入は打ち切りにしようと思います。 絵は見やすくて好きなんだけどね。 残念。
完結したら一気に残りを買うかも。
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2015年08月03日 |
漫画 |
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