京極夏彦氏の巷説百物語シリーズの5作目。

これまでのシリーズ作と違い、主人公は又市ではなく林蔵。 舞台も江戸から関西になっています。 続編ですが、番外編的な内容ですね。
内容は……微妙でした。 短編ですが、最後にネタばらしされても納得のいかない話がちらほら。 ちょっと無理がないか?というのを多々感じました。 力技すぎる。
あと、主人公が又市じゃないからいまいち盛り上がらない。 最後の話では少しだけ登場しますが、又市メインが良いよ、やっぱり。
又市の「御行奉為」という決め台詞。 これがある巷説百物語を読みたいな。
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2015年08月10日 |
本 |
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